債務整理のご相談の事例
ご相談内容
クレジットローンとキャッシングで貸金業者10社、合計約420万円の借金があるが、専業主婦で返済が難しいがどうしたらよいか。
解決の結果
依頼者様に対する取立てが行われないように相談当日に貸金業者に対して受任通知を出すとともに、取引履歴の開示を受け利息制限法に基づく正しい債務額を確定させた上で、自己破産の申立て行い、破産開始決定及び免責許可決定を得ました。
相続・遺言・成年後見ご相談の事例
ご相談内容
被相続人の死亡後、相続放棄をしないまま放置していたところ、1年後にいきなり被相続人の債権者から500万円の請求がきたがどうしたらよいか。
解決の結果
相続放棄は相続を知ったときから3か月以内に行わないといけないのが原則ですが、特段の事情がある場合には、3か月経過後も相続放棄が認められることがあります。本件では、特段の事情を詳細に主張し、相続放棄を認めてもらいました。
交通事故のご相談の事例
ご相談内容
横断歩道を歩行中に自動車に衝突され右足に後遺症が残ってしまったが、加害者の保険会社が、私にも過失があると主張して、低額の保険金しか支払わないと言われているがどうしたらよいか。
解決の結果
依頼者様の代理人として、当方に有利な証拠を数多く収集したうえで相手方保険会社と交渉し、相手方に訴訟をしても敗訴すると理解させることにより、当方に有利な形で示談を成立させました。
離婚問題のご相談の事例
ご相談内容
夫の不倫が原因で離婚をしたいがどうしたらよいか。また離婚した場合に10歳の子供の親権はどうなるか。
解決の結果
本件では、協議での離婚が難しかったため、離婚訴訟により離婚することができました。また、子供の親権者を依頼者様とする決定を得て、さらに養育費、財産分与、不倫の相手方及び夫に対する慰謝料を請求し、これを認めてもらいました。
労働問題のご相談の事例
ご相談内容
勤務している会社から明日で会社を辞めてほしいといわれて、いきなりクビになってしまい路頭に迷っているがどうしたらよいか。
解決の結果
会社に対し、本件解雇が客観的に合理的な理由がなく、社会通念上相当であるとはいえないとして解雇の無効を主張することは可能でしたが、依頼者様の意向を踏まえ、解雇自体は認めたうえで、解雇予告手当の支払いを受けました。
その他のご相談の事例
ご相談内容
借りていたマンションを退去する際に、契約時に差し入れた敷金を返してほしいと家主に申し入れたところ、原状回復や補修費用がかかるからといって少額しか返してくれないが、どうしたらいいか。長い間住んでいれば、壁紙等が汚れてくるのは仕方ないはずなのに、それを全部借りていた者の負担にするのはどうなのか。
解決方法
賃貸借契約においては賃借人に原状回復義務がありますが、自然に生じた損耗部分については、特約がない限り、貸主が負担することになります。したがって、その旨の内容証明郵便を家主に送達し、裁判例等を示しながら交渉した結果、当初の倍以上の敷金が返還されました。